中国の高校生が勉強しまくりな件

你好🤗

中国子ども事情には度々驚かされるのですが、最近高校生の勉強事情を聞き、びっくりしました。

人口が多く、近年更なる学歴社会の中国では、大学受験はまさに戦争。

高校生は朝6:50には登校し、読書タイムなるものが始まります。その後授業は午前中4教科、午後も4教科+選択科目2教科があり、授業が終わり下校できるのは夜20:30になるそうです。

えぇーーどんだけ学校にいるの、朝早すぎるし夜遅すぎるってこの時点でもう驚きです。

更に、夜9時過ぎに家に帰っても学校からの大量の宿題をこなさなければならず、眠りにつくのは深夜2時、3時になることも普通らしいです。

そして朝は6時前に起きてまた学校に行く・・・。

土曜日も授業があるため、そんな生活が一週間に6日続き、唯一遊べるのは日曜日のみ。そのため高校生はみんなとても疲れているそうです。

いやいや疲れるなんてもんじゃなくないですか、睡眠足りてなさすぎじゃないですか、高校生って青春じゃないんですか、って色々ツッこみたくなるんですけど、これが現実だそうです。

高校は日本と同じ3年間なのですが、1年生のうちはこんな生活の中にもまだ余裕があって、2年、3年生になると体育の授業が机に向かう授業に変わるくらい大変になります。

これだけ授業量も多いので、中学生の時にすでに他国の高校レベル、高校では大学レベルまで学んでいるらしいです。ってことは今回は聞かなかったですけど小・中学生のうちからみっちり詰め込まれているのだと思います。

高校生すごすぎる・・・サラリーマンより働いてる・・・私睡眠7時間は欲しいのに死んじゃう・・・と中国の教育をリスペクトと同時に恐ろしくなりました。

これだけガッツリ勉強してきた中国人、それだけ優秀な人材が生まれる可能性も増えるでしょう。

大学受験の制度ですが、日本の大学入試センター試験に当たるものは『高考』と呼ばれ、9教科受験します。その高考の結果を受け、大学を3校選び、出願するそうです。

1点に数千人単位で人が集まるため、他の受験生より1点でも多く取ろうとみんな必死で勉強するわけです。

いい大学に入っていい会社に入ってお給料をたくさんもらいたいという考えが日本以上の中国では、受験は本当に戦争だと中国人の友達が言っていました。

道理で、平日も週末でさえも、街であまり高校生ぽい人見かけないはずです。

日本だと放課後には制服着た高校生がショッピングセンターでぶらぶらしてたり、タピ活してたり公園でデートしてたりって光景が普通ですけど、思い返すと大連でそんなの見たことない。

中高生は一応指定の制服とジャージがあるみたいですが、「あの制服可愛い〜〜」なんて思ったこと一度もない(=見たことない)。

高校生に限らず、小・中学生くらいの子どもが子どもだけで遊んでるのもあまり見たことないです。

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中国の子どもたちって、よっぽど家が近くない限り小学生から、特に女の子だと高校生くらいまで保護者が学校まで子どもの送り迎えをするんです。

道路が危ない、誘拐がある等の理由から。

友達と遊びに行く時ですら、待ち合わせ場所まで親が送り迎えするそうです。

中学生くらいの、親の身長なんてとっくに越した男子が、母親(かおばあちゃん)と仲良く手を繋いで歩いてる光景はよく目にします。女の子ももちろん親と腕を組みながら歩いているのは普通。

もう見慣れちゃいましたけど、なかなか衝撃的です。親との距離が近い。思春期とか反抗期はないのかしら。

こんな感じで外に出るときは保護者セットなので、友達が言っていたのですが、中学生が道の渡り方を知らなくて、一人で道路を渡って反対の道に行くためにタクシーを呼んだ話もあるとか。。。

安全大国日本と比べられない部分もありますが、この点はやっぱり親の過保護がすぎる部分があるんじゃないかなあと思ったりします。

手を繋いで引っ張って歩くのは小学校低学年くらいまでではダメかな。

私に子どもいないからそう思うだけ?

じゃないと子どもの面倒を見る期間が長すぎる〜〜〜〜〜

大連の家族は両親の共働きが一般的でおじいちゃんおばあちゃんが孫の世話を見ることが多いのですが、実際おじいちゃんおばあちゃんが近くにいなきゃここで子どもを育てるのは難しいなと思いました。

明日からいよいよ大連でのお仕事が始まります。

高校生見習って頑張ります!加油💪

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