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中国就労ビザ取得手順まとめ

6月からずっと準備していた大連での就労ビザができ8月末にやっと大連に戻ってきました。

約3ヶ月、こんなにかかるはずじゃなかったけど、無事中国に長期滞在できます。はあ〜〜長かった。

備忘も兼ねて、個人で手続きを行う中国就労ビザ取得手順を記録します。

Step1 必要書類の取り寄せ

●無犯罪証明書:住民票がある都道府県の警察署に依頼。

指紋を取るため、本人が申請に行く。申請後出来上がりまでに一週間〜二週間かかる(警察署による)

申請時に必要なもの:

1、契約書・内示など本人氏名が記載されており、勤務先が中国だと分かるもの

2、現住所が確認できるもの(免許・マイナンバーカード等)※住民登録と同じ住所

3、パスポート原本

※認証時まで絶対に開封しないこと!!開封したら無効になります。

●卒業/学位証明書:卒業大学に依頼。

卒業証明書に学位照明が書かれていない場合、学位証明書も必要です。

結婚された女性は新姓での証明書発行が可能だと思いますが、戸籍謄本(抄本)の提出も求められるかもしれません。

●退職証明書:退職企業に依頼。

記載内容:会社名、名前(パスポート上の英語名)、パスポート番号、勤務年数、職位、勤務内容、担当者の名前・電話番号・メールアドレス、作成日、社印押印

※私は中国側のビザ発行代理会社に上記を記載するよう要求されましたが、内容はビザ担当の方にご確認ください。

●戸籍謄本※必要な方のみ:本籍地のある市区町村役場に依頼。

私の場合、退職証明書が在籍時の旧姓でしか発行してもらえなかったため、必要になりました。

Step2 無犯罪証明書・卒業(学位)証明書・戸籍謄本に外務省で認証公印をもらう

霞が関の外務省に16時までに持ち込み、問題がなければ翌日9時以降引き取り可能(無料)。認証が必要な枚数分現地で認証申請書を書き、窓口で手続きします。

Step3 外務省公印後の無犯罪証明書・卒業(学位)証明書・戸籍謄本を神谷町の中国ビザセンターにて認証してもらう

依頼後4営業日後に引き取り可能(1通8,400円!!!!!!)。

霞ヶ関から神谷町までは電車で1駅(歩いて20分)なので、外務省で引き取ったついでに行ってしまいましょう。

Step4 ビザセンターで認証済みの無犯罪証明書・卒業(学位)証明書・(戸籍謄本)および退職証明書を中国の就職先企業に郵送する

ビザセンターでの認証後、原本を郵送します。郵送された書類は中国で現地ビザ発行代理会社にて中国語に翻訳後、中国労働局にて就労許可申請が行われます。通常は7営業日くらいで取れるそうですが、場合によっては時間がかかります。

郵送さえしてしまえば、日本では待つのみです!

Step5 就労許可が下りた後、現地ビザ発行代理会社から労働許可証がPDFで送られてくる

無事に許可が下りれば労働許可証(中华人民共和国工作许可通知)のPDFが中国から中国語・英語の2通送られてきます(原本は不要)。私の場合はWeChatでポンと送付されてきました。

Step6 労働許可証を持って中国ビザセンターでビザの申請を行う

最後のひと頑張り、神谷町のビザセンターに行きビザ申請書類を記入し、印刷した英中2通の労働許可証と一緒に申請をします。当然ですが有効期間が十分なパスポートをお忘れなく。労働許可証に印字されているバーコード情報が必要なので、許可証は原本でなくPDFでOKです。申請書に貼る証明写真は、背景が白のみ受け付けてもらえるので注意してください。ビザセンターにも証明写真機あります。

通常申請の場合依頼後4営業日後に引き取り可能。(至急申請も追加料金でできます。)

Final Step ビザ取得

ビザセンターでビザ付きパスポートを受け取り、8,400円を支払いましょう。あとは飛行機を取って中国に行くのみです✈️

ワンポイントアドバイス☝️

☆必要書類の取り寄せに時間がかかるので、早めに依頼する

☆外務省・ビザセンターでの認証書類は認証日から3カ月以内に取得したもののみが対象なので、書類取得後は早めに認証手続きを行う

☆認証後、中国企業に必要書類を送付した後は中国側の仕事スピードの問題なので、日本での対応はそこまでが勝負

☆中国企業からの労働許可証が届いてからビザの取得まではビザセンターで4営業日なのであっという間!労働許可証さえ受け取れれば、ビザは取れたもん同然です。

☆上記は2019年夏の話です。中国の法律や手続き方法はしょっちゅう変更されるので、ご自身で最新情報をご確認ください。

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